SEのホンネ話

 ぞっとする話を明るく書いている本。いや、ほんとぞっとする。プログラマならではなデスマーチ、IT系肉体労働ってのは本当に辛い。一番最後のくだりなんかは本当に見たくない聞きたくない。大学でも一週間ぐらいそういう状態になったことがあるが、本当に辛かった。自分の場合は一発で逃げ出した。今となってはトラウマに近いものでもある(振り返ってみるとまさに自分が悪いんだろうけども)。
 最後には夢と現実の境目があやふやになった、みたいな話もあったけど、これもね。自分も記憶が曖昧なことが多くて怖い。実は一時期日常生活で大事なことはメモを取ろうかと悩んだ時期もあったぐらいだ。いまとなっては、「忘れっぽい」だとか「あなたの記憶は頼りにならない」とか言われる程度で済んでいる。ブログを書いているのもある意味忘れっぽい自分の活動記録を取るためだったりする。