自分の自己PR文反省まとめ

よく言われるのが、すべてに一貫して伝えたいものが必要であるということ。前回の記事と合わせると、最低限含まれている要素としての「チャレンジ」「好奇心旺盛」「明るく元気」「一生懸命」が伝わり、さらに個性を伝えるための要素を組み込んだ、複数のエピソードをひとつにつながるように、ストーリー仕立てに書くことが求められるようです。
以前書いたエントリーシートを分析してみます。お題は「学生時代に最も頑張ったこと」「自己PR」「業界志望理由」「(会社に対する)志望動機」「今後やっていきたいこと」の5つについてでした。今回はこの中から2つを選択して反省文。自分のためのメモだから本文は載せない方向で・・・。

■「学生時代に頑張ったこと」
「活動・苦労したこと→努力・解決法の模索→得たこと」のストーリーで書いた。頑張った結果として「他者に働きかける喜びと面白さを経験することができた」と書いているが、それに繋がるような文章はどこにもなく、急に出てきた意味不明の結論。なぜ他者に働きかけることが喜びにつながるのか、何が面白かったのか、どうしてそれがよかったのか、得たことのうまみは何なのか(役に立っていくのか)などが足りない。拡大解釈しても、このエピソードがどういう人物を表しているのかさっぱり見えてこない。

■自己PR
まず一番初めに「自分の強みは積極性です」と言い切るが、後半は積極性につながらない。ここではサークルで行ったことを題材に書いてあるが、サークルが行ったことと、自分が行ったことの区別がついていない。抽象的な話や精神的な部分がほとんどで、リアリティがない。また、精神的な部分に多く触れている割に、なぜ、それを行ったかの動機がなく、意味不明。そもそも積極性が意味わからん。

両方とも問題は同じで、結論に向かってストーリーが流れていないということ。なんとなくエピソードはあるんだろうけれど、それが何を表すかをまだ決定できていない。モノは言いようだから、自分を表す要素をどんなエピソードを使ってもあらわすことができるのだろうけれど(極端な例を挙げると、たとえ引きこもり生活の中でも積極的な自分を示す自己PRは書ける・・・気がする。絶対に書かないけど)、そもそも自分って何だろうみたいな状態かな、と。