勉強のコツは当たり前のところに帰結した。

ここ数ヶ月資格の勉強をしています。真面目に勉強するのは高校生以来ですが、ようやく勉強するコツが分かってきたので、ここに記録しておきます。

勉強は継続にこそ価値がある

結局、勉強のコツの中で一番大切な事は「継続する」ことです。例えば、試験勉強のために費やした時間が1時間の人と1000時間の人、どちらが点数を取れるかは一目瞭然です。短期的に見れば確かに個々人の能力差が効いてくるのですが、最終的に費やした時間が長ければ長いほど成果は上がります。試験勉強は一夜漬けだから想像できないという人は、スポーツで考えてみたらどうでしょうか。一年間しか野球をしていない人と、二十年間野球に費やしてきた人、どちらが上手くプレーすることができますか?

継続させるコツは快感にある

何事も継続させるには「やっていて楽しい」「気持ちいい」「全能感すらある」ぐらいに自分を持って行くことだと思います。勉強で言うなら、「あれ?俺、もしかして天才じゃね?」ぐらいの。なので、この状態をいかに作り出すかを工夫することが一番の前提です。
まず、一番勉強で大事な事は復習です。しかも、1度だけでなく、何度も繰り返し復習することです。例えば、過去問対策を行うなら、問題を覚えるぐらいやり込むべきです。なぜなら、一度解いた問題は、難易度が低く、簡単に解く事ができるからです。さらに、初めは解けなかった問題が解けるようになっていく進捗度も感じることができます。うんうん思い悩み時間をかけて解いた問題があっという間に解ける。これ以上の快感は他にはないのです。

勉強は60分進めて、30分復習しよう

さて、復習のタイミングですが、復習はその場ですぐ行うべきです。90分勉強するなら、60分未知の領域に踏み込んだあと、その後30分は振り返り自分の足跡を確認しましょう。なぜなら、時間が経てば経つほど、物事を忘れてしまうからです。解答を見て分かったつもりになっている自分をうまく使ってあげましょう。解答を丸暗記しているので、問題はスラスラとけます。初めに60分かかった問題も半分の時間でできるはずです。これは気持ちいいですよ。すべての解法が瞬時にOUTPUTできるんですから。


と、まあ最近の勉強方法をまとめるとこんな感じです。できる限り簡単なテキストから始め、徐々にレベルアップしていくのも忘れずに。小学生の頃から言われていた勉強法なんですが、なんで今更こんなことに気がつくんでしょうかね。たぶん、小学校の先生に「君は頭がいいね」と言われて育ってきた感じなんでしょうか。おだてられて「もっと難しい問題にチャレンジしてみよう」と言われて、「当然自分は頭がいいから解けるはずだ」と思って解く。当然解けるわけです。そういうストーリーで指導されているから。自分でストーリーを組み立てる事の方が大事だったわけですね。うーん。馬鹿だったなぁ。