午前午後で時間の使い方を変えてみた。

大学に通ってる身分なので自由な時間が多い。多いというか何をしていいか困る。例えば、社会人と違って明確な就業時間はないし。人によっては朝7時には大学にいるし、また人によっては昼になってようやく大学に出てくる。帰る時間も同様で、何時に帰ってもOK。早くても遅くても。
自分はそういう環境の中、朝早く大学に行き、夜遅く帰るという生活スタイルを選択。具体的な時間で言うと、午前7時半までに大学到着、午後10時帰宅完了。自由な時間に甘えて前後するときもあったけど、調子がいい時はだいたいこんな感じ。
ただ、やっぱり長い時間いるだけで効率が悪かった。うだつの上がらない学部時代はダラダラと作業をしがちになってた。12時間ぐらい大学にいるわけだけど、集中している時間は4時間程度とかね。そういう環境だと毎日大学に来たとしてもイマイチ充実感が得られない。そりゃそうだ。4時間しかちゃんと作業できてないんだから。パソコンの前に座ったらとりあえず娯楽を探してしまっていたから。はてなブックマークニコニコ動画、果てはLAN対戦ゲーム。大学ってのはダラダラするのには最高な環境だったのである。まる。

午前午後で時間の使い方を意識して分けてみた

そういうわけで、午前中はアウトプットの時間。午後からはインプットの時間とはっきりと分けて作業することにしてみた。午前中はとにかく資料作成、アイデア発想など頭を使う。午後は午前の作業状況によって、続いてアウトプットするか、その日は切り上げてネット巡回や読書なんかをする。
これで何がよかったって、研究がうまくいった!とか成果がでた!とかそういうのは全然まだないんだけど。後ろめたさが消えた。今日何もやってないなーっていう辛い辛い後悔が全然なくなった。なんか「やった感」が出て、次の日のやる気につながった。
どうもアウトプットを朝からがーっとやるのがいいっぽい。なんといっても疲れていない状態だから一番能率が上がる。とりあえず大学に来て、やらなきゃいけないことを後回しにして夜本気出すのはどうにも効率悪かった。なにより爽快感ないしね。朝作業すると爽快感ある。

読書で知恵をつけた気分になる

頭を使うアウトプット作業を意識したあと、インプットも意識した。普段何気なく暇つぶしをしてる時間は休憩じゃない、もっと価値のある何かだと意味づけるために。「やった感」を出すためには自分を騙す作業は必須項目だ。これが社内ニート2.0を目指す学生の正しい姿だ。
話しが逸れた。そうインプット。読書を始めたのである。あと新聞も読み始めた。ジャンルはいろいろだ。エンターテイメントなもの、ストーリ性のあるものから、逆に抵抗感のある自己啓発,政治経済などなど。
これもまたよかった。インプットするって決めた途端、今まで読むことのできなかった活字が読めるようになってた。人間って不思議だ。今はまだ精読とかできずに流し読みしてるところが多いけど、次は精読に挑戦したいと思っている。読書が思ったより楽しかったのだ。

というわけで。

時間の使い方を意識する事は、毎日を楽しくできる秘訣があるのかもしれない。どうしても仕事やタスクに忙殺されているとどうしようもないんだけども、そういう時はそういう時だと諦めて頑張って作業するのだ。根性だ。