出逢いの大学

出逢いの大学

 一介のサラリーマンが如何にして人脈を形成していくかという話。正直な感想としては読むのが早すぎた。リア充過ぎてついていけなかった。いいこと書いてあるように思うし、非常にためになる。友人にまさしくこの本の助言に従っているかのように(実際はどうかしらんけど)、定期的に100人ぐらいのパーティをしている人もいる。その人は確かに毎日が楽しそうだ。でも、残念ながら自分はどうもそういうものが楽しく感じられない。というか、日常的な生活空間の中でも人間関係が構築できないのである。
 しかし、人生の哲学という一面としては本当にいい本。金持ち父さん貧乏父さんにある哲学が同様にそこにあって、やっぱ人生が充実している人は同じ場所にたどり着くのか。というように、別の場所から同じ情報が入ってきたことは収穫だった。リアルが本当に充実している人ってのはなかなか遠いもんだなぁ、と改めて感じる本だった。
 まあいきなりそういう人になれるってわけでもないだろうし、着実に積み重ねて自分を高めよう。ポジティブシンキングと人のために動くことを心がけながら。